畳床ってな〜に?

畳床とは畳の内側(通常は見えません)にある【芯材】です。大きく分けて3種類あります。昔から使われている稲藁だけを重ね合わせて縫い上げた藁 床。発砲断熱材を上下稲藁で挟み込んだサンドイッチ床。藁を一切使わず、木質繊維を固めたボードで発砲断熱材をサンドイッチして縫い上げた建材床。それぞ れに特徴を持っていますので、踏み心地やお部屋の使い方やライフスタイル等に合わせて選択する事がポイントですね!また建材床の特徴としましては畳床の厚みを選べる所。仕上り厚み15㎜〜60㎜(5㎜単位)の範囲で選べます。ちなみに当店では、仕上り厚み15㎜の畳から施工対応しております。


では先ず畳床スタンダードの藁床の製造工程をご紹介しますね!

現在でも総合的に見て、上質の藁床に勝る畳床はありません。藁床の原料の稲藁は元々不揃いです。品種によっても癖は様々。そんな稲藁で上質の畳床を作り上 げるには、稲藁の目利き・経験が必要なんです。仕掛け(藁の配し方)が要です。作り手次第でその品質が左右されてしまうんですね。稲藁床=すべてが上質とは限りません。近年は藁床が工業規格のカテゴ リに組み込まれ、ノウハウが無くても数値基準を満たせば藁床として市場に流れる様になりました。私からすればそれは藁床では無くて、単なる藁の塊でしかあ りません。