【頑畳】(がんじょう)施工集
頑畳は沖縄県でのみ栽培されている独特なイ草で織られていますので、いくつかの特徴がございます。先ずイ草の中では擦れに対して最強の強度を持っている所です。使い勝手の激しいお部屋でイ草にこだわりを持たれるのであれば、最適ではないかと思います。次に肌触り・足触りが挙げられます。蒸し暑い夏など、何とも言えない心地良さをもたらしてくれます。そしてその独特で素朴な風合いと匂い。太陽の匂い・土の匂い...と評される頑畳ファンのお客様がおられます。非常に的を得たご感想と納得しています。
栃木県日光市土沢2009-6
畳屋 職人気質☎ 0120-879-884 tatamiya.syokuninkatagi@gmail.com
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頑畳PLUS+ふわふわっ床
in the キッチン 🍲
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下野新聞で【踏み床】をご紹介いただきました。
昭和初期頃まで作られていたとされる【踏み床】。近年では畳屋も知らなくなりました。その先人の創意工夫の精神性を学びたくて、これまで踏み床を26年ほど前から研究を続けています。その一つの通過点として、今年は十五通り五分送り(踏み床上級仕様)を踏みました。当店は畳床にもこだわり、踏み床の寝心地・踏み心地(畳の本質)を現代の材料を用いて、お客様にお届けして行きたいと思っています。
この度ご縁をいただきまして、2020年に竣工となりました日光二荒山神社本殿 平成の半解体修理に参加させていただきました。心より感謝申し上げます。先人によって遺された踏み床と言う貴重な歴史遺産を、締直しと言う技法を用いまして次世代へ受け継ぐ仕事が出来ました。その記録をUP(15分)しましたので、どうぞご覧ください。
この度、旧日光田母沢御用邸 皇后陛下御学問所及び御次の間 畳縁(萌黄絹縁)部分補修を無事終えることが出来ました。
2000年に竣工しました旧日光田母沢御用邸改修工事で、皇室で代々伝わる三種の神器のうち、剣と勾玉を安置した『劒璽の間』の御厚畳を有職故実に基づき復元した模様を、15年振りにUPしました。
京都御所で身に付けた仕事を、我が郷土日光でご恩返し出来ました事に感謝して止みません。
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2015年6月に行われました、旧日光田母沢御用邸畳修繕工事記録をUPしました。
ダイジェスト1分、本編39分の内容となっています。どうぞご覧ください。